2026
07.06
教育研究情報/アウトキャンパス・スタディ事例
総合経営学科・専門研究Ⅰでハラールカフェへ訪問
総合経営学科
専任講師 上原 健太郎
専門研究Ⅰ(上原ゼミ)では6月25日(木)にカユマニス ハラル カフェ(Kayu Manis Halal Cafe)に訪問しました。ハラル(ハラール)とは「合法的な(もの)」、「許された(もの)」を意味する言葉です。イスラーム教徒は、ハラル(ハラール)かどうかを心掛けて食事をとるなど、日常生活を営むとされています。
当日はまず、このカフェを営まれているWan AzhaさんとIdayu Sofya さんから、マレーシアから来日した背景や、松本での暮らしについて話していただきました。昨年度にゼミ担当者の上原は、小林美代子・野村ロセルダ・柳沢えい子・松本りか編『世界の料理いろいろ』(日本語学習サロン、2025年)をもとにハラル(ハラール)商品に関するお話を伺っており、これ以降、交流を続けていただいています。
その後、ゼミの学生より、「マレーシアから来日して現在に至るまで、日本での暮らしで苦労したことは何か」、「ハラル(ハラール)以外の物を口にしてしまった経験はあるか、また、その場合はどのように対応するのか」、「子供が礼拝や食文化の違いにどのように対応しているのか」、「在留資格をどのように取得してきたか」、「マレーシアの留学制度をこれまでに利用したか」といった質問が投げかけられ、個別にお答えいただきました。


訪問後、参加した学生からは「質問に対して優しく真摯に答えていただいた」「馴染みが薄い土地で、時間をかけながら夫婦で育児や仕事に取り組む姿に感銘を受けた。」「宗教、特に礼拝や食事に関する分野のお話を伺う中で、日本人の多くが抱く宗教観とイスラームの間で大きな違いを感じた。」といった感想が見受けられました。
また、カフェでは、マレーシアの定番スイーツであるKuihの一つ、スリ・ムカ(Seri Muka)とサモサ(Samosa)、またパッションフルーツティーとマンゴーティーを振る舞っていただきました。

専門研究Ⅰ(上原ゼミ)では、日本の移民社会について主に文献の読解を通じて学習を進めてきました。今回、日本に暮らすマレーシア人であるお二人から日本での暮らしや課題を伺う中で、日常生活とイスラームとの関わりやマレーシアの食文化に触れることができ、大変貴重な機会となりました。また、訪問の様子についてはテレビ松本ケーブルビジョン様に撮影いただきました。
ご多忙にもかかわらず、ご丁寧にご対応くださいました皆さまに改めまして感謝申しあげます。