教育研究情報/アウトキャンパス・スタディ事例

開智地区の手描きまちあるきマップを制作・配布しました

観光ホスピタリティ学科
専任講師 脇園 大史

2026年516日(土)、脇園ゼミでは、開智地区で開催された「国宝の架け橋リビング4」に参加し、開智地区一帯を紹介する手描きまちあるきマップ「知ろう!巡ろう!開智さんぽ」を配布しました。

まちあるきマップ「知ろう!巡ろう!開智さんぽ」

国宝の架け橋リビング4」は、国宝・松本城と国宝・旧開智学校を結ぶ開智通りをトランジットモール化し、まちを屋外のリビングのように楽しむイベントです。当日は、開智通り周辺でマルシェやキッチンカー、伝統工芸の展示・体験、まち歩き企画などが行われ、多くの来場者でにぎわいました。

イベントで賑わう地域

トランジットモールの様子

今回制作したマップは、学生たちが開智地区を実際に歩き、地域の印象に残る風景や日常の中にある魅力を、自分たちの目線で読み解きながら手描きで表現したものです。3月中旬に、荒井 洋さん(HAL研究室)に現地をご案内いただき、その後も学生たちは何度も開智地区に足を運びながら、マップ制作に取り組みました。マップでは、国宝・旧開智学校や松本城周辺の歴史的景観だけでなく、まちなみ一帯を歩くことで見えてくる開智地区の魅力にも着目しました。多くの学生が松本市外の出身であり、開智地区を初めて訪れる学生も多かったことから、地域を新鮮な目線で捉え、その印象を「歩いて巡りたくなる」まちあるきのストーリーとして表現することを目指しました。また、マップ内には複数のフォトスポットを設け、透過性のクリアカードを風景にかざしながら写真を撮ることができる仕掛けも用意しました。学生たちが見つけた開智地区の魅力ある風景を、来場者の方々にも追体験していただくことを意図したものです。

当日は、学生自身が会場でマップを配布し、来場者に見どころやクリアカードの使い方を説明しました。観光で訪れた方だけでなく、地域の方々にも手に取っていただき、それぞれのまちあるきを楽しんでいただく機会となりました。また、イベント中に開催された歴史を読み解くまちあるきワークショップでも、本マップとクリアカードをご活用いただきました。今回の取り組みはメディアでも取り上げられ、学生たちの地域を見る視点や、開智地区の魅力を伝える実践として紹介されました。なお、制作したマップは今後も地域の中でご使用いただけるとのことです。見かけた際には、ぜひお手に取っていただければ幸いです。

学生たちによるマップの配布

クリアカードを活かしたまちあるき

本マップは、2年生・4年生の学生がチームを組んで制作しました。リーダーを務めた笠井 千咲さん・仁科 柚希さん(観光ホスピタリティ学科2年)、チームメンバーの巣山 ほのかさん・山田 日菜実さん(同学科4年)、井口 和香さん・大槻 知里さん・竹内 翼さん・平澤 碧希さん(同学科2年)が中心になって取り組みました。また、イベント当日のスタッフとして、市村 千晴さん(同学科3年)、大久保 虹海さん(同学科1年)にも協力していただきました。最後に、マップ全体のイラストを担当し、魅力ある紙面に仕上げてくれた手塚 春花さん(同学科4年)の素晴らしい才能と努力に心から深く敬意を表します。

本マップの制作は、地域の文化資源を単に紹介するだけでなく、学生による現地調査をもとに、地域の魅力をストーリーとして紡ぎ、イベントを通じて共有する実践的な学びの機会となりました。脇園ゼミでは、本マップ制作を通じて得た知見を活かし、地域の方々と学生との連携をさらに深めながら、今後も賑わいと憩いを生む地域づくりに貢献していきます。

末筆ながら、本マップの制作およびイベントでの配布にご協力をいただいた荒井様(HAL研究室)、古田様(沢村町会)、藤木様(開智通り歩行者天国実行委員会委員長)ならびに地域の皆様へ厚く御礼申し上げます。

本活動を市民タイムスでもご紹介いただきました。

▶「松本大生が開智地区の魅力を手製マップに イベントで配布、PR」(2026/05/17)

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