教育・研究

文部科学省採択事業 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)

地域ニーズで
就業力と地域定着志向と成長力を高めるキャリア教育

文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に、松本大学が参加する『地域ニーズで就業力と地域定着志向と成長力を高めるキャリア教育』が選定されました。

事業の概要・目的

事業協働地域の人口動態

長野県は、平成12年(2000年)をピークに人口が減少しています。特に10代後半から20代前半層の転出超過が顕著で、高校大学卒業後の進学や就職を契機として東京圏や長野県外への転出の拡大がみられ、地域コミュニティの維持継続や、社会資本の県民負担の増加が懸念されています。
こうした懸念を払しょくするためには、次代の信州を担う人材の育成と定着が求められ、大学、行政、産業界の連携した人材育成が急務となっています。

若年層の地元定着に向けて

参加大学は、「地域の大学」として、大学の資源との効果的なマッチングによる地域課題の解決、更には地域社会と大学が協働して課題を共有し、地域振興策の立案・実施まで視野に入れた取組を進めていきます。
本事業では、求められる『私』、求められる『私の成果』を事業のコンセプトとして、サービスラーニングの導入、地域へのインターンシップへの参加を促します。サービスラーニングは、実際の課題や場所をフィールドとして活用する教育手法であり、学生の主体的な学びと同時に、社会的問題を軽減させることに繋がります。そのような場での働き手が求められていることを参加学生が実感でき、これが地域に対する思いにも直結します。

雇用創出に向けた取組

地域インターンシップにより、現実に立脚するキャリア教育を推進すると共に、人材ニーズに応える道を開きます。インターンシップ先には、地域から先端分野まで担う地元中小企業を積極的に開拓します。人材難の解消に結びつくことも考えられますが、何よりインターンシップに参加し企業との繋がりをもつことで、学生が働き手として求められていることを実感し、地域定着につながることを目指しています。

役割分担

大学は「人づくり」を担い、地域の魅力ある企業へインターンからの就業や地域資源等を事業創出を起業を志向する人材の輩出に努めます。産業界は、人づくりの協力と投資を担い、中小企業等のインターンシップ受入先としての協力、雇用の拡大、さらには、企業哲学について講師を依頼し、地域活力・魅力ある仕事について深く知る機会を創出します。

事業の概要(地域活用型キャリア教育)

事業の概要(地域活用型キャリア教育)図

各機関の連携

COC+ 推進事業協働期間の配置図

COC+ 推進事業協働期間の配置図

COC+ 推進事業協働期間の役割関係図

COC+ 推進事業協働期間の役割関係図

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