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2023/10/26
  • 教育研究情報

「教職教養特別演習」にて、先輩から集団討論の師範

学校教育学科
専任講師 上月 康弘

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「教職教養特別演習」では、教員としての専門的知識・技能を、実践的演習を通して高めていくことが主なねらいです。

今回は、ゲストティーチャーとして、教員採用試験を経験した4年生の先輩を迎え、集団討論の師範をしてもらいました。

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教育現場の実践的な課題・問題に対して、どのように対処していくのかを議論していくわけですが、単に、討論が上手に出来ればよい、という表層的なことを学ぶわけではありません。

集団討論では、問題をどのように捉えるのか、どのように解決をするのかという専門的な知見はもちろん、他者の意見を聞いたり、議論の方向性を提示したり、異なる視点から意見を提示したりするなど、極めて創造的に議論にかかわっていかなければなりません。そのため、本講義では、事前学習を極めて大事にしています。このことにより、専門職としての知見を深め、即戦力としての力量形成を促すことを目指しています。と、同時に、「自己を知る」ことを期待しています。

4年生の議論はあまりにも素晴らしく、今の3年生にとって大きな衝撃だったようです。同時に、どのような教員に成長すればよいのかについてのイメージもはっきりしたのではないかと思います。

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その後は、3年生から教育、教員にかかわる力量形成について、個人的な質問を受け付けてくれました。卒論で忙しい中、後輩に丁寧に対応してくれました。本当にありがとうございました。

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