2026
09.01
教育研究情報
スポーツ健康学科『健康公開講座』
谷本 道哉先生による特別講義を開催しました
人間健康学部スポーツ健康学科
准教授 山本 薫
去る2026年8月1日(土)午後0時30分より、本学に順天堂大学大学院の谷本 道哉先生をお招きして「生涯現役でいるための筋力トレーニング理論と指導の実際」をテーマに特別講義、ならびに「サルコペニア予防のための筋肉体操」として特別実技を実施していただきました。
谷本先生は順天堂大学にて教鞭を取られる傍ら、日本オリンピック委員会の医科学スタッフならびに日本ボディビル連盟医科学委員を務めておられます。先生ご自身は、皆さまにもお馴染みの「筋肉はうらぎらない!」のフレーズがお茶の間でお馴染みとなったNHKの「みんなで筋肉体操」をはじめ、NHKラジオ「マイあさ、健康ライフ」「マイあさ、きんよう体操」などで筋トレの効果とその実践方法を分かりやすく解説されておられます。
ご専門は筋生理学(人間の筋肉について運動における適応も含めて研究する学問)で、研究と実践指導の二刀流でご活躍中です。
参加者は長野県内外から事前に120名を超える申込みをいただき、公開講座当日は大勢の方々が大教室を埋め尽くしました。谷本先生の講演は笑いあり驚きありの楽しく分かりやすい口調で、筋力トレーニングの効果について専門的なお話をしてくださいました。ご自身が取り組まれたボディビルのことや筋トレを頑張り過ぎて血管がかちかちになっていたところ、トレーニングを少しコントロールして血管が元に戻ったお話、がん患者のリハビリにも筋トレは有効だというお話など、盛りだくさんの内容でした。

後半の実技では、各種メディアで拝見する姿そのまま、さまざまな筋トレ方法を紹介してくださいました。それだけでなく驚いたことは、全60分間を一度の休憩を挟んだだけで、谷本先生ご自身がずっと動きっぱなしだったことです。自重トレーニングはみんなで一緒に行いました。話をしながら指導されている谷本先生よりも周りの参加者の方がくたくたになる位のきつく楽しい実技でした。



多くの実技参加者から、「きつかったけど、あっという間で楽しかった」や「普通なら途中で諦める筋トレも最後まで楽しくできた」など、皆さんすっかり谷本マジックにはまってしまい、筋トレオンリーの実技に夢中になっていました。ただ、最後に行ったインターバル筋トレはメトロノームで時間を計り容赦無く運動と休憩を繰り返し、疲労困憊状態でした。あまりにも実技のメニューが盛りだくさんで、最後に質疑の時間も無くなるくらいでしたが、お帰りの上高地線電車の時間ぎりぎりまで質問にご対応してくださった谷本先生には感謝しかありません。最後まで実技を頑張った参加者の皆さまもたいへんお疲れ様でした。公開講座を企画した者として大成功に終えることができ安堵と感謝の気持ちで一杯です。
参加者のほとんどの方は健康運動指導士資格や健康運動実践指導者資格をお持ちの健康運動の指導者です。本学卒業生も多くいました。今回学んだ知識や経験を、長野県内での健康づくり指導に活かしていただきたいと切に願います。
谷本先生はじめ、参加者の皆さま、運営スタッフ、関係者の皆さま、そしてこの公開講座開催を助成していただいた本学に深く感謝して結びの言葉に代えさせていただきます。ありがとうございました。