2026
11.05
教育研究情報
アルピコグループによる寄附講座を実施しました
学校教育学科
准教授 御代田 桜子
11月4日(水)、教育学部1年生「基礎ゼミナールⅡ」において、アルピコグループによる寄附講座が行われました。
本講座は、アルピコグループ寄付講座「アルピコ事業と地域のかかわり」の1つとして開講しており、教育学部では「信州のおいしい食材を、食卓に」をテーマにお話いただきました。
講座では、県内でスーパーマーケット事業を展開する株式会社デリシアの商品本部の佐藤 一哉氏、商品開発部長の青木 仁史氏、デリカ部部長の山岸 健氏にお越しいただき、事業展開や地域に根ざした商品開発についてお話しいただきました。
プライベートブランドの開発についてのお話では、商品が店頭に並ぶまでのプロセスだけではなく、信州の食文化を残すことや地域と連携して社会に貢献するといった商品づくりの使命について語っていただきました。
また、惣菜の商品開発を事例に、「売りたいものをつくる」のではなく、「お客様が求めるものをつくる」というマーケットインの考え方について学びました。地域のお客様の声や生活スタイル、時代の変化を丁寧に捉えながら商品開発を進めていくことの重要性や、トレンド商品、定番商品、地域に根ざした商品のバランスを考えながら商品づくりを行っていることについてお聞きしました。
講座後の振り返りでは、「普段利用しているスーパーの商品開発の裏側を知ることができて興味深かった」「一つの商品が完成するまでに多くの人の思いや工夫が込められていることが分かった」といった感想が寄せられました。また、「お客様の声を商品づくりに反映する姿勢が印象的だった」「地域の食材や特色を大切にした商品開発から、地域とのつながりを感じた」などの声も聞かれました。
さらに、「人に奉仕するという点では教師とあまり変わらないと感じた」「地域の声に耳を傾ける姿勢は、子どもや保護者の思いを受け止める教師の姿にも通じると思った」といった感想も見られ、将来教員を目指す学生にとって、地域社会を支える企業の役割について考える貴重な機会となりました。
今回の講座を通して学生たちは、地域企業が地域住民の暮らしを支えるためにさまざまな工夫や挑戦を重ねていることを学ぶとともに、学校教育においても地域の企業や団体との連携を通して子どもたちの学びを支えていくことの重要性について理解を深めることができました。
ご多忙の中、貴重なお話をいただきましたアルピコグループの皆さまに心より感謝申しあげます。