教育研究情報

【ゼミ活動紹介】安達ゼミの3年生が統計検定に合格しました

スポーツ健康学科
専任講師 安達 玄

スポーツ健康学科・安達ゼミ(スポーツ健康演習Ⅱ)の3年生、林 智輝さんが統計検定3級(日本統計学会公式認定)に合格しました。

統計検定とは

統計検定は、統計に関する知識や活用力を全国共通の基準で評価する検定試験であり、4級から1級までのレベル別に実施されています。3級は大学基礎統計学の知識として求められる統計活用力を問います。

3級では、データを「集める」「整理する」「読み取る」ための基本的な考え方が問われます。たとえば、「偏りのない結果を得るには、アンケートをどのように取ればよいか」、「部活動の記録を、平均だけでなくばらつきも含めてどう見るか」、「身長と体重のように、2つのデータの間にどのような関係があるか」、「一部のデータから、全体についてどこまでのことが言えるか」といった内容です。グラフの読み方から確率の考え方まで、ニュースや日常生活で頻繁に目にする数字を正しく理解するための基礎が幅広く含まれています。

スポーツや健康の分野でも、体力測定の結果を比べる、トレーニングや健康づくりの効果を確かめる、調査や研究の結果を正しく読み取るといった場面で、こうした統計学の知識は欠かせません。統計検定3級は、データを読み解く力(データリテラシー)の基礎を身につけた証といえます。

安達ゼミについて

安達ゼミでは「学びの先に人がいる」を理念に掲げています。私たちが学ぶ専門知識や技術、そして向き合うデータの先には、いつも誰かの健康や暮らし、挑戦があります。数字は、その人を理解し、支えるための大切な手がかりです。だからこそゼミでは、「正しくデータを見る・解釈する・活用することができる力を養う」ことを大切にしています。

3年生の後期は、データサイエンスの基礎の学びを進めながら、一人ひとりが自分の関心から探究テーマを深め、先輩たちの卒業研究発表会にも参加して、卒業研究の準備に取り組んでいます。統計を「難しい数学」としてではなく、スポーツや健康にまつわる自分の問いに答えるための手段として学べることが、本ゼミの特徴の一つです。

合格を受けて

今回の合格は、本人が講義以外の時間にもコツコツと学習を積み重ねてきた成果です。資格の取得はゴールではなく、スタートであり、次の学びへのきっかけです。今後はさらなる上位級や統計検定データサイエンス基礎などへの挑戦はもちろん、ここで得た力を卒業研究や就職後の仕事に大いに活用し、学びを人のために生かす経験へとつなげてくれることを期待しています。

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